キャッシュレス・消費者還元事業の要点まとめ これさえ覚えておけば買い物で損をしない方法
[Point4]キャッシュレスサービス独自のキャッシュバック還元
キャッシュレス決済サービスの多くは、ポイント還元事業とは関係なく、自社で利用したあらゆる支払い金額についてポイント還元を行っています(※一部、対象外の商品あり)。こちらは基本的に「0.5%」がスタンダードだと思います(※期間限定キャンペーンが適用される場合はそちらが優先になることが多いです)。あと、ベースは「0.5%」ですが、現金入金や提携のクレカの引き落としで還元率がアップして「1.5%」とかになったりします。メジャーなのはPayPayがヤフーカード、楽天Payが楽天カードからの入金や引き落としで、ともに還元率が「0.5%→1.5%」にアップします。
何が言いたいかというと、ポイント還元事業で「5%」とか「2%」とか、大きい還元率を耳にしていますね。そのつもりで大手スーパーなんかの非対象店で買い物をしたとき、たった0.5%しか還元されなかったら、ちょっと損した気分になりませんか。
例えば、筆者はつい最近、大手スーパーのライフでPayPay払いをしたのですが、「2618」円の買い物額に対して「39円」のポイント還元でした。「約1.5%」の還元なんですけど、「なんか少ねぇ」というのがぶっちゃけた感想。でも、PayPayは通常時の還元率が「最大1.5%」(PayPay残高もしくはヤフーカードの支払い時で最大還元率)なんで、間違っていないんですよね。だってライフは大手スーパーなんでポイント還元事業の対象店じゃないし、だからポイント還元事業の還元率に上乗せする「まちかどペイペイ」も適用されないわけで、PayPayの通常時の還元しか受けられないわけですから。もちろん現金で買うよりも得しているんですけど、なんだかな~とモヤモヤしました。