「店員の元気がうざい」というGoogleクチコミの書かれた家系ラーメン屋に入ってみた結果|久田将義
果たして味はどうなのか?
厨房では二人の店員が働いていまして、確かにたまに談笑していましたが、それでラーメン作りを怠っているようには見えませんでした。というのは、ラーメンが茹で上がる間近で「四番(テーブル)上がります!」というような、合図をするので店内に気を遣っているのが分かりました。
玉ねぎをかけ過ぎなほどかけました。ですから、スープが多少冷めるのは自業自得です。肝心の味の方は昔ながらの「家系」でした。家系ラーメンはスープの最後の方か冷めがちですが、(多分、鶏油や背脂で「蓋」をしていないからでしょうか)これも想定内です。塩辛いと言えば塩辛いですが、家系は大体こんなものです。学生とかに人気があるのはこのしょっぱさにあります。
結局、ほぼ完食しました。
Googleクチコミでも大体は高評価ではあったので、大体のお客さんは僕と同じ感想を抱いたのではないでしょうか。
帰りしな、「ごちそうさまでしたー」と声をかけてドアを開けると「ありがとう、ございましたー!」とまた、大きな声で送ってくれました。
結論、まったく問題ない家系ラーメンでした。(文◎久田将義)