漫画『娘の友達』論争 中年男が女子高生と恋する内容に傷付いてる人々へ「クソ」を捧げます|春山有子

最終的には11月26日、長く表現の自由について取材し2010年に話題となった“非実在青少年”に詳しいルポライターの昼間たかしさんが、ウェブニュースサイト「おたぽる」に寄稿。それによると、講談社へ抗議は一件も届いておらず、<Twitterの中だけで「フェミVS表現の自由」の争いは、あたかもハルマゲドン前夜かなにかみたいに拡大されている><ようは不幸な人々同士の共犯関係による憎悪の拡大再生産>と、つまりは“いつものこと”と評してひとまず騒動に幕を引いたように見えます。

クソ並みのキショさと言われる私

ところで、男性向け雑誌で仕事をしている筆者は、日々他人から「キモい」「クソ客並みのキショさ」「下品」「最低」「訴えるレベル」などとPCを介して面と向かって嫌悪感を示されています。

そのたびに「ちょちょちょ……そんなこと直接言わなくてもいいじゃんか……はぁぁ(深いため息)……」と少し傷つきます。ですが、筆者がキショイことによって相手は先に傷ついているのです。罵詈雑言は「わたしはあなたのキショさでこれだけ傷ついている。どうしてくれるんだ」という悲痛な叫びなのです。

人のキショさ容量はアルコールと同じようにひとそれぞれ。筆者はウォッカ50杯並のキショさでやっと酔える体質なのに対し、『娘の友達』に動揺したユーザーは六花亭のマルセイバターサンドで酔ってしまう体質。

 そう考えると、キショに弱い人には、筆者が無自覚に「オラオラ飲めや。これくらい誰でも飲めんだろうが」「うっそー、そんなジュースみたいなのでもう顔赤くなっちゃってんの? あたしなんてさ〜、もうコレじゃなきゃ酔えないし(笑)ほんと春ちゃんかわいー(笑)」とキショハラしているように見えるのではないでしょうか。
 キショに弱い人もいれば、強い人もいるーー。そう、心がけて生きてゆきたいですよね。

(文◎春山有子)

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