「趣味の延長」で始められる副業 『ネット販売』は7割以上が利益を得ているデータも 2020年も増加の傾向

この流れを受けて国内のネットショッピング市場は大きな伸びを見せています。グラフ2は日本のBtoC-ECの市場規模を表したものですが、2010年の77880億円から右肩上がりに伸び続け、2018年にはなんと179845億円。わずか10年足らずで2倍以上の規模に膨れ上がりました。

<グラフ2>※経済産業省「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」のデータをもとに筆者がグラフ化しています

そんな背景を考えれば、「副業」としてインターネット物販を選ぶという人が多いのもうなずけるというもの。実際、ネットショップを運営する人の多くがライトな動機でスタートしていて、しかもそれなりの利益を上げているようです。それが伺えるのがグラフ3で、ネットショップを始めたきっかけの1位が「趣味の延長」で、7割以上の人が月3万円以上の売り上げを上げているという結果に。また、全体の56.8%がネットショップ以外の仕事をしていると回答しているため、やはり副業として運営する人が多いことがわかります。

<グラフ3>※ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社「2019年ECオーナー実態調査」のデータをもとに筆者がグラフ化しています

これから副業はますます盛んになっていくことが予想されていますが、そのなかでネットショッピング物販もより注目されるはずです。新しい年を迎えて何か副業でも始めてみようか、なんて考えている人はぜひ参考にしてみてください。(取材・文◎百園雷太)

 

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