元衆議院議員三宅雪子さん(54)が自殺と報道 50代前半の自殺は日本社会の大きな問題 自殺原因の第一位は……
厚生労働省(以下・厚労省)によると、50~(三宅氏の行年である)54歳までの男女合わせた死因1位は、悪性新生物で、割合として40%を占める。そして2位は心疾患の12・3%、僅差の3位が自殺の12・2%、4位に脳血管疾患が9%で続く。
死因断トツ1位の悪性新生物、いわゆるガンの怖さがよくわかる数字ではあるが、このあと5歳刻みに55~84歳まで、1位悪性新生物、2位心疾患、3位脳血管疾患と“国民病”での死因が続くことを考えると、自殺の胸突き八丁は50代前半と言ってもいいだろう。
またそれ以前の若い世代をあげておくと、20~39歳までは圧倒的数字で1位が自殺、2位にはざっくり20代で不慮の事故、30代になって悪性新生物がランクされるようになる。これは20代では(当たり前だが)自死以外ではそうそう死なないということでもある。そして40~49歳になって悪性新生物に1位の座を譲るが、2位はやはり自殺だ。そして問題の50代へと繋がるのだ。
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