ツイッタートレンドに『東京オリンピック中止』が 新型コロナウィルス対策は「夏までには収束していくのでは」という見方も

「ウイルスは、至極平たく言うと、柔軟に形を変えて生き残っていこうとします。なので、特定の薬やワクチンなどを作りにくく、対策が立てにくい。21世紀は人類とウイルスとの戦い…とさえ言われています」(大澤隆之 医師、公衆衛生学修士、株式会社D-solution CCO)

――特に新型コロナウイルスの特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

「新型コロナウイルス肺炎は感染力の強さが一番の問題だと思います。インフルエンザと同様に飛沫感染と接触感染によりヒトからヒトへ感染するため、非常に感染が拡大しやすいのです」(山川貴史医師 内科専門医、LSクリニック設立準備室室長)

――武漢からチャーター機で日本人が次々と帰国してますが、どのようにお考えでしょうか。

「帰国前の検査やインフェクションコントロールの対策がどれ程取られていたのか定かではないため、正確な判断はしかねます」(大澤隆之 医師、公衆衛生学修士、株式会社D-solution CCO)

「武漢滞在の日本人の帰国の政府の決断、準備は適切な対応だったと思います。彼らを日本で精査し、治療することはもちろん、人権を守ることが重要です。帰国後のフォローに注目したいです」(山川貴史医師 内科専門医、LSクリニック設立準備室室長)

――メディアの報じ方に問題はありますでしょうか。

「この手の情報は、内容の正確性と、どのタイミングでどのように公表するかの慎重な判断を求められると思います」(大澤隆之 医師、公衆衛生学修士、株式会社D-solution CCO)

「メディアの報道は不安を煽るものが多く、国民のパニックにつながるのではないかと心配です。正確な情報発信と感染対策の普及につながる報道であってほしいです」(山川貴史医師 内科専門医、LSクリニック設立準備室室長)