中学生の頃から大麻を吸ってきた男(27)が手を出した理由が深刻だった 簡単に入手できるこの国で彼は絶つことが出来るのか?
成瀬一徳(仮名、裁判当時27歳)にとって被告人として法廷に立つのは3度目のことでした。過去の2回はいずれも大麻取締法違反、そして今回もまた同じ罪名での裁判です。
2回目の裁判では懲役8か月の実刑判決がくだり服役を経験しました。しかし、出所してすぐに彼はまた大麻に手を出してしまったのです。
「もうやめようとは思っていたんですけど、またやってしまいました。(刑務所に)入る前と同じような考え方をしてしまって…。痛みが耐えられなくなってしまいました」
逮捕後に受診した病院で「重度大麻使用障害」と診断された彼が何度も大麻を使用してしまう理由、それは「痛みの緩和のため」でした。
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