1996年から所持していたパソコン10台を振り返ってみた ベストは「Let‘s note」 ワーストは…|中川淳一郎

Aptiva(IBM)→Mebius(SHARP)→Gateway21→Dell→Sofmap→Let’s note(Panasonic)→NEC→Let’s note→LENOVO→Let’s note

Let’s noteが途中から入っているが、デスクトップPCとノートPCを併用してこの10年ほど使っている。小学館に週2回通うようになってから2台持ちとなった。小学館や海外旅行、国内出張を含めた外で使用するのがノートPCだが、今は事務所用でも大画面の2代目Let’s noteを使っている。あまりにもLENOVOがポンコツ過ぎたからだ。

何しろ、高速でタイピングをするとWordがかなりの頻度で落ちてしまい、まったく仕事にならなかったのだ。安かったが、「あんなクソPCを買わなければ良かった」と心から思う。結局8ヶ月しか使わなかった。今の事務所PCは7年使い続けているLet’s noteで、外で使っているのが2年ものの小型Let’s noteだ。

さて、はじめてPCを買ったのは1996年1月のことだった。IBMからAptivaというPCが登場していた。中谷美紀がサンバを踊るCMが印象的だったが、決めコピーは「よく遊び、よく働き、よく安い。人間万歳パソコン」だった。

 

参考記事:懐かしい! 中谷美紀がサンバを踊るIBMパソコンのCM 人間万歳!

 

この時は大学3年生の春休み直前にあたり、そろそろ卒論を書き始める必要があるため、PCを購入することにした。同級生で現在は大学教授をしている友人は自宅にPCを持っているため、一緒に秋葉原へ行き、彼に選んでもらうことにした。関西出身の彼はこう言った。