愛する人とコロンビアから来日 二人の目的は日本での窃盗だった 彼女が裁判で語る「彼はとても心のきれいな人です」

コロンビアで彼女は父と二人で暮らしていました。母と妹もいましたが彼女が10歳の時に家を出ていきスペインへ移住しました。家族はバラバラになったのです。

「父は経済的に苦しいなかで必死に私を育ててくれました。それなのに私は次から次へと悪いことをして父の心を痛めつけてばかりいました」

と話していたことから、彼女の心が荒んでしまっていたことがうかがえます。そんな彼女の心を癒やしてくれた存在が今回の事件の共犯者、カルロスでした。

 

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二人が出会ったのはアンドレアがまだ高校生の時のことです。周囲の人や父親は離婚歴があり6歳と9歳の子供がいる10歳以上年齢が離れたカルロスとの交際を反対しましたが、彼女は別れようとはしませんでした。

「彼は周りの人の面倒をよく見る、人想いでとても心の綺麗な人なんです。そんなところに惹かれました」

と話しています。はじめは交際に反対していた父親も、カルロスと実際に会ってからは考えを変えました。

1回だけでいいから彼に会ってほしいと父に頼みました。会った後は父も彼は心の綺麗な人間だと言っていました」

しかし「日本に窃盗に行こう」と彼女に言い出したのはカルロスです。その言葉に彼女は従ってしまいました。