列島ワニパニックに“既視感”があるのは気のせい? 『100日後に死ぬワニ』突然のブームに掻き消されている「そもそもこの作品は…」の声
<ブラック企業体質で自殺者まで出している「電通」のイメージが悪すぎた>とか、<ワニくんの死に対して想いを馳せる余韻を奪われた>とか、<とにかくプロモーションのタイミングだけは悪かった>とか、<これが「100日後に結婚する」ならOKだったはず>とか、<否定派も含めて注目がさらに上がったからマーケティングは完璧>とか、<何より漫画家さんにお金を還元したい>とか、皮肉にも、イメージ効果やお金の流れまでアイディアを出し合うという、まるで「1億総電通マン」になったかのような気配です。
ただ、この炎上も含めた盛り上がりには大前提があります。
この作品自体は「面白い」、もしくは「いい作品だ」という前提の上に立っているということです。
しかし、最終回直後に大きく二分された「賛否両論」の陰で「かき消されている声」もあるのです。
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<みんな騒いでいるから、1日目から読んでみたけど、そんなに面白いか?>
<100日目に死ぬことがわかっていて、それを読み続けるの趣味悪くない?>
<100日後に死ぬのにけなげに生きてて可哀そう…って、感動ポルノじゃん>