妻も娘もいる痴漢が言う「相手は嫌がっていなかった」は常套句か 好みの女性だから陰部を触ってもいいと理解した男が裁判所で発した呆れた言葉

強制わいせつ罪の被告人として裁かれる立場となった彼には妻がいます。身体があまり強くなく、精神的な疾患も抱える彼の妻は事件を知って体調を崩してしまいました。そのため情状証人として出廷することは出来ませんでしたが、

「同じ女性として夫の罪は許しがたく離婚も考えましたが、今後も支えて生きていくと決めました」

という内容の上申書を裁判所に提出しています。

そして彼には高校2年生の娘もいます。

「娘には事件のことを伝えてません。伝えることができませんでした」

彼が身柄を勾留されている間は「病気で入院している」ということにしていたそうです。

 

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前科前歴もなく今まで普通に生きてきた彼が痴漢に手を染めてしまった理由、それは彼自身にもよくわかっていないようでした。事件の動機を聞かれた際には

「自分でもよくわかりません。被害者が私の好みの、女性としての魅力があった人で…。本来なら違う形で想いを伝えないといけなかったと思います。歪な形での表現になりましたが許されると思ってしまいました」

と答えています。「歪な形での表現」になってしまった理由がわからなければ再犯防止のためにどうするべきかもわかりません。