アメイジング日本! 海外から見た日本政府の異様な鈍さ “ゴーストタウン化”したタイはようやく感染者数を減らすことに成功したのに…

タイでは、新型コロナの集団感染を防止するため3月17日にはバンコクで、エンターテインメントや、夜の街のナイトクラブなどの閉鎖命令が出されました。

この命令はタイ各地で同様の命令が出され、映画館やスポーツ施設、バー、カラオケ店、ナイトクラブ、マッサージ屋など、飲食店以外は全面的に営業禁止命令が出されたのです。

閉鎖された夜の街はゴーストタウンのようになり、その様子を撮影した以下の写真や動画などには大きな反響も出ています。3月18日の段階で、ここまでの措置をタイ政府は講じていたのです。

 

2020年3月18日夜 パタヤのウォーキングストリート (写真:パタヤメディアThe Pattaya News)

 

参考記事:タイ・パタヤの繁華街がゴーストタウンに! 治安も悪化、衝撃動画に反響!(動画付き) いつになれば、あの「楽園」は復活するのか…? | TABLO

 

それでも感染の拡大が止まらなかった為、3月26日にはタイ政府は非常事態宣言を発令。飲食店も店内での飲食を禁止しテイクアウトのみとし、外国人の入国禁止、タイへのフライトも禁止する措置も講じ、タイ全土で夜10時から朝4時まで外出禁止命令も出されています。

ここまでの禁止措置をタイ政府がして、本日の4月6日の新規感染確認者は、前日比で半減にまで落ちてきているのです。

もちろん、タイでも多くの人が仕事や収入を失って大変な状況となっています。加えて外出禁止、違反すれば2年もの懲役刑にもなりかねない違法行為となっても、違反し外出する人間はタイ人にも外国人にもいます。タイ政府は現在、これを相当に厳しく取り締まっています。