アメイジング日本! 海外から見た日本政府の異様な鈍さ “ゴーストタウン化”したタイはようやく感染者数を減らすことに成功したのに…

さらに驚かされるのは、日本政府の姿勢です。

4月4日には、日本の佐々木紀国土交通政務官(自民党)がツイッターに「感染拡大を国のせいにしないで下さい」などと書き込み、大きな問題となりました。

日本政府の政務官が、日本政府のこの対応の遅さの挙句に「日本政府の責任にするな」と日本国民に求めたのは、にわかに信じがたいほどに酷い態度です。日本政府が、同様の感染状況で東南アジアの中進国であるタイ政府と比べても、あまりにも遅くぬるいと感じさせられる対応を散々に行っている上に、挙句に政府の政務官が「政府の責任にするな」と国民に求めるとは!

筆者も日本人ですから、日本には家族も多くの友人もおり、日本には大切な人が多数います。日本政府は、その日本国民を守る気すらもないのか!? と驚かされたニュースです。

 

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この後の感染の拡大と被害状況がどうなるかは、まさに今、日本でも政府がどこまで迅速に抑え込む事ができるかにかかっているのです。

そのためには、既に感染が爆発しているNYなど欧米のケースも参考となります、NYの医療崩壊した現場などから必死に日本を助けるために状況を伝えようとしている人の声を、日本はもっと真摯に聞かなければいけません。

その上で、同レベル程度の感染状況と考えられるタイと比べても、既に本日時点で大きな新規感染確認者数の違いが出ている事を、理解して欲しいのです。

日本は現在、日本の医療現場からも医療崩壊を危惧する声が溢れています。

それなのに日本政府は、緊急事態宣言すらも出さず、一般の人に電車通勤やお花見までさせていたのです。これでは、感染者数の爆発的な増加が抑えられるわけもありません。

日本が医療崩壊に至らず、感染のスピードを抑え込めるかどうか、まさに今、瀬戸際にあります。

日本政府の全政治家と各当局の全担当者に、外国のケースと比べても現時点で大きな差が出ている事をも理解し、責任ある迅速な対応をして日本国民を感染爆発と医療崩壊の危機から助けて欲しいと強く願います。(取材・文◎福留憲治【PJA NEWS】)

 

本記事は、筆者が配信責任者を務める以下の
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