GACKT激白!「狂ってますよ。自分のことしか考えていない」 ロックダウン下のマレーシアから『シンソウ坂上』で日本の現状を痛烈批判!

「えー、言葉を選ばずに言っていいのであれば…『狂ってますよ』…かなり。危機感が足りないということもそうですし、世界には、ニューヨークもそうですし、イタリアもそうですし、抑えが効かない国がいっぱいあるわけですよ。このままいくと、そうなるぞっていうのは、誰の目から見てもわかるので…。それが100%じゃないとしても、かなりの確率でそうなるよ…と、周りの国は見ていると思うんですよ。そう考えると、海外に住む僕の仲間とかが、『本当に日本大丈夫か?』って連絡してきますよね」

――日本でも遅ればせながら緊急事態宣言が発出されました。ただし1都6県限定であり、国と1都6県の足並みが揃ってない状況で、緊急事態宣言の意味があるかどうかという状態です。

「うーん、今さらですけども、法律…国の統治の仕方に根本的な問題があるんだろうなって僕は強く感じます。で、実際に“要請”じゃないですか。その要請を受けて、もちろん危機感を感じて、自粛する方もいますけど、まあ結局、要請を受けてもそれを無視して『自分たちは大丈夫』って行動される方が、結局は感染を広げてるわけじゃないですか。まあそれは、なんていうんですかね…周りの国から見ると、『本当に大丈夫か?』って、思うんじゃないんですか」

こう、GACKTは日本の国としての根本的な問題を投げかけたあと、日本人そのものの問題にも言及します。

「あともうひとつは、自分から情報を取りに行く意識の低さ、というか…今って、昔とは違うわけじゃないですか。回覧板の時代じゃないですし、みんなが携帯持って、朝から携帯いじってるわけですよ。自分に必要な情報は自分から確認できますし、それで決めればいいわけじゃないですか。でもそれをせずに、受け身の姿勢…っていうのはそもそもが違うんじゃないのかなって思いますよね」

ここで坂上から「この先の日本についても心配されてることがあるんですよね?」と尋ねられると、GACKTは「海外に住む日本人が差別されると恐れている」現実について語ったあと、日本全体の危機について核心を突きます。