「金正恩死亡」は本当か!? “重体” “脳死状態” “コロナ感染”など真偽不明の説が錯綜! はたして「最高権力者の暗殺」は繰り返されるのか!?

実際、金正恩氏は4月11日に平壌で開催された党政治局委員会議を最後に動静が伝えられていません。4月12日の最高人民会議を欠席し、北朝鮮建国の父であり、金正恩氏の祖父である金日成主席の誕生日(4月15日)に、これまで必ず参拝していた錦繍山太陽宮殿に姿を見せませんでした。

いずれにせよ、国の最高権力者とはいえ、まだ36歳の若さです。その身体的な問題によって、最高権力の座を失う可能性があることなど、誰が予想していたでしょうか。

しかし、時として、誰よりも守られるはずの「最高権力者」が、いとも簡単に「消える」ことはあるのです。

 

それが「暗殺」です。

 

遡ること半世紀以上前、1963年11月22日、世界のトップともいえるアメリカの大統領の座に46歳の若さで就いたJ・F・ケネディが、ダラス市内のパレード中に凶弾に斃れました。

犯人はリー・ハーヴェイ・オズワルド。オズワルドは白昼堂々、リムジンに乗るケネディ大統領の後頭部をライフルで銃撃し、即死させた「単独犯」として逮捕されました。

しかし、オズワルドは犯行を否認しており、また、目撃者の証言とも辻褄が合わないこともあり、半世紀以上たった今でも「真犯人が他にいる」という説は多数あります。

いずれにせよ、「戦争」でも「革命」でも「クーデター」でもなく、「暗殺」によって、時の最高権力者が、一瞬にして「消えた」わけです。

ただ、「暗殺」は必ずしも成功するわけではありません。

 

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