「金正恩死亡」は本当か!? “重体” “脳死状態” “コロナ感染”など真偽不明の説が錯綜! はたして「最高権力者の暗殺」は繰り返されるのか!?
噂とは言い切れない…
この日本でも「最高権力者」の暗殺を狙った事件がありました。
日本国民の象徴として「人間宣言」をする以前、大日本帝国の国家元首・大元帥であった昭和天皇の暗殺を狙った事件が起きたのです。通称「桜田門事件」です。
1932年1月8日、昭和天皇の行幸の帰り、皇居・桜田門警視庁庁舎前に差し掛かった御料馬車に対して、突然、沿道に飛び出した男が手りゅう弾を投げつけたのです。
暗殺を謀った犯人は、大韓民国臨時政府の抗日武装戦線「韓人愛国団」に所属していた李奉昌です。
手りゅう弾は二両目の御料馬車の左後輪付近で炸裂しました。しかし、昭和天皇が乗車していた御料馬車は三両目、危うく難を逃れることができたわけです。
「暗殺未遂事件」の犯人として逮捕された李奉昌は、あえなく「大逆罪」で死刑になりました。
「暗殺」とは、正攻法では成し遂げることのできない「殺人」として、万に一つでも可能性があれば、時の最高権力者に牙をむく「最後の手段」なのです。
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