日本のパスポートが世界第1位に このニュースの”凄さ”を理解している国民が少ないのも世界一!

アジアを旅行していたとき、レストランで隣に座っていた日本人の中年女性がパスポートをテーブルにポンッと置いたんですよ。カバンから何かを探していたみたいで、中身を次々に出していき、パスポートを置いてからもガサゴソとカバンの中身を見ているわけです。正直なところ「マジか!」と唖然としてしまいました。海外の無法者にとって、どれだけ日本のパスポートがおいしく見えるのか、おそらく意識したことすらないんでしょう。

ビザというのは国が自国民以外に対して入国を許可する査証であり、ものすごくおおざっぱに言うと「パスポートだけじゃ信用できないからビザも取得して審査するね」というもの。
つまり、世界の多くの国が「まあ日本人ならパスポートだけで大丈夫だろ」と思っているわけで、とんでもなく信用されているわけです。その信用は個人の力ではどうにもならないものですから、多くの国でビザを求められる国籍で犯罪を生業とする方たちにとっては、いかに日本のパスポートに価値があるか分かるでしょう。
パスポートを雑に扱っているだけでそういう方々の目にも留まりやすくなるのですから、本当に注意しなければなりません。

参考記事:「ミャンマー料理が美味しくなくて腹が立ったから暴れた」 アスペルガー症候群と診断された犯罪者の苦悩 | TABLO

海外の日本人に対するイメージはネガティブなものも多いですが、その一方で世界中のどんな国よりも信用されているのも事実。これから海外に出かけるとき、パスポートを出したときにちょっと胸を張れそうな気がします。(文◎百園雷太)