監視カメラが捉えたガチなポルターガイスト映像 深夜の病院で起きた恐ろしい怪奇現象がSNSで瞬く間に拡散

この映像は5月22日夜に監視カメラに映ったものでした。院長はその夜に宿直勤務で病院にいて、翌朝病院内を点検のために歩いていたところ、車椅子が駐車場に出ているのに気付きました。階段の前にきちんと置いてあったはずなのにです。

職員の誰に聞いても動かしていないと言うので、翌日に監視カメラ映像をチェックしてみたところ、この映像のとおりだったのです。一緒に映像に見入っていた多くの職員がひとりでに動く車椅子に思わず鳥肌を立てて「幽霊の仕業だ」と言う人までいました。

しかし冷静に状況を考えると、あの時間帯は強風でした。車輪のロックをかけていなかったことも相まって車椅子が風で動いたのだろうと推理する職員もいたとのことです。

なお病院には車椅子が5台あるのですが、この車椅子の状態が一番いいので、体の不自由なお年寄りが来院した際に使ってもらえるように入口に置いてあるのだそうです。また監視カメラ映像は生の映像で一切手を加えていないとも断言しています。

最後に院長はこう付け加えました。

「実はあの車椅子はターウォンさんという身体不随の52歳男性の物でした。しかし3月に亡くなったのでご家族が病院に寄贈してくれたのです」(取材・文◎赤熊賢)

 

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