平成にコロナ禍が起きていたら どんな「巣ごもり」をしていたか 『電波少年』『スーファミ』『セクシービデオ』…|中川淳一郎

写真はイメージです。

 

今の大学生がどのように遊んでいるのかは分からないのだが、平成初期(平成5年~9年=1993年~1997年)に大学生だった私達は今考えると実にアホな遊びばかりしていたように思える。

多かったのが下宿生の家に行くことである。外で酒を飲むとカネがかかるものだから、一次会は近くの『村さ来』や『一休』へ行き、その後は誰かの家になだれこむのである。基本的には酒を飲みながら、雑談をしながらテレビを見るかスーパーファミコンをやっていた。

時々麻雀をしている者もいたが、私は麻雀ができないため、そうした会になりそうなときは「オレは帰るわ」とその場を去っていった。皆、自転車で来ているものだから終電を気にする必要もないため、深夜まで騒いでいると隣の部屋から「うるせぇ!」とばかりにゴンゴンと壁を叩く音が聞こえたりしていた。

テレビで人気があったのは「電波少年」シリーズで、開始時刻が近づくと「もうすぐ『電波少年始まるぞ!』さっさと会計しなくちゃ!」なんてことを言い、一円単位まで割り勘し、自転車を猛スピードで走らせるのである。今の時代は酔っ払い自転車運転はご法度だが、当時は皆酔っ払い運転をしていた。警官に職務質問をされてもお咎めなしだった。ただし、それから10年後に酔っ払い運転をしていたら「イエローカード」が与えられ、次回違反をしたら何らかのペナルティがあると警告された。

 

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