「嘱託殺人」の結末 彼女の首を絞めている内に音が聞こえなくなり… “添い寝”店で出会った二人に訪れた別れのとき|裁判傍聴
彼女は二人の関係を「共依存だった」と振り返っています。もう今後、二度と会うつもりはないそうです。
「私も弱い人間なので、弱い人とは付き合えない」
彼女も弱く、そして優しかったから目の前にいる同じように弱かった美和を放っておけなかったのだと思います。しかし、誰かを救えるほど彼女は強くはありませんでした。
この嘱託殺人未遂の裁判で美和は、
「申し訳ない。被告を罪に問わないでほしい」
と裁判所に申告しています。(取材・文◎鈴木孔明)
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