稲場愛香、Juice=Juiceに加入! ハロプロ内に起きた大事件がツイッター・トレンドにも!

稲場はなぜJuice=Juiceへの加入となったのか

では、どうしてカントリー・ガールズに復帰しなかったのか。あくまでも想像の域は出ませんが、稲場のポテンシャルを最大限に活かす場を与えるという目的があったのではないでしょうか。

カントリー・ガールズは昨年6月のプレイングマネージャー・嗣永桃子の引退を機に、活動の方向性が大きく変わりました。森戸知沙希、梁川奈々美、船木結は、それぞれモーニング娘。、Juice=Juice、アンジュルムとの兼任となり、山木梨沙、小関舞の2人は学業と芸能活動との両立を目指すこととなりました。カントリー・ガールズとしての活動はハロプロ全体のコンサートと、レギュラーラジオ、3〜4か月に1回程度のペースで開催される単独コンサートが基本となっています。

つまり、活動の機会が少ないカントリー・ガールズでは、稲場のポテンシャルを活かしきれないという現実があるわけです。そのトーク力や可愛らしさを発揮することはあっても、ダンススキルを見せる場としては少々物足りない。そう考えると、稲場の本格復帰の場は、カントリー・ガールズではなく、ほかのグループの方が適しているとなるのです。

稲場の復帰をきっかけに、カントリー・ガールズの活動そのものを本格的に再始動するという選択肢もあったのかもしれません。ただ、そうなると今度は兼任先のグループの活動に大きな影響を与えるわけで、あるいは”兼任解除で森戸・梁川・船木のカントリー専念”ということも考えられる。兼任という試みが軌道に乗り始めている現状では、さすがにそれは難しい選択だと言わざるを得ません。そう考えると、やはり”稲場を活かす”という意味では「カントリー以外のグループへの復帰」の方が現実的だったとうことになるでしょう。

では、どうしてJuice=Juiceへの加入なのか。明確な理由は説明されていませんが、おそらくダンススキルが高い稲場を投入することで、Juice=Juiceをまさに”実力No.1アイドル”に押し上げようとしているのではないでしょうか。

現状のJuice=Juiceは「全員歌がうまい」などと称されることも多く、パフォーマンス面での総合力はかなり高いといわれています。しかし、その一方でダンススキルが突出しているメンバーがいないのも事実。裏を返せば、”ダンスメン”さえ入れば完璧に近づくわけであり、補強するという観点からすれば稲場の投入は自然の流れです。Juice=Juiceにとって、稲場愛香は今一番欲しい人材なのです。