アイドルを近くで見てみたいけど行く勇気がないあなたに、これさえ知っておけばOKなハロプロ入門

意外と女性ファンが多いが、おじさんも多い

モーニング娘。’18の単独ツアーはキャパ2000人規模のホールで行われるのが基本で、ツアーファイナルなど特別な公演は日本武道館で開催されることが多いです。アンジュルムもホールツアーは同じ規模ですが、ライブハウスツアーも行っています。また、アンジュルムもツアーファイナルなど、特別な公演を日本武道館で行います。

女性アイドルのライブなのでやはり男性ファンが多いのですが、意外と女性ファンも多いのがハロプロの特徴。地方では女性比率は低くなりますが、都内でのライブであれば、3割から4割くらいが女性ファン。日本武道館など大きな会場での公演では、女性率はさらにアップします。ちなみに、男性ファンの年齢層は10代よりも30代以上のおじさんが多めです。

そのファンたちの多くが、色が変わるペンライトを持ち、自分の推しメンの色を光らせて応援しています。曲の中に入る”コール”は統率されていて、メンバーたちの振り付けをコピーするファンも多め。ただ、ほかのアイドル現場とは多少マナーが異なり、たとえばイントロで「タイガー!ファイヤー!」などという、いわゆる”MIX”は絶対に入ることはなく、イントロでは「オイ!オイ!」といった掛け声が入ることが多めです。また”振りコピ”も、メンバーの動きと左右の動きが鏡合わせになる”ミラー”ではなく、メンバーが右手を動かしたらヲタも右手を動かす”コピー”となるなどといった特色があります。

初めてハロプロのライブを見た人は、統率されたヲタの姿に面食らってしまうかもしれませんが、それもまたハロプロの醍醐味でもあります。いきなりそのヲタたちとコールをして振りコピをしろというのは無理な話なので、まずは座ってライブを楽しめるファミリー席での観覧をオススメします。ホールの場合、ファミリー席は2階席に設置されることがほとんどで、1階席の統率がとれたヲタの姿を見ることもできます。ファンの姿も含めやハロプロライブの”異様な楽しさ”の全貌を体験できるでしょう。