欅坂46ラストライブ、激動の5年間の歴史に幕 そして新たな坂『櫻坂46』が誕生 

写真・上山陽介

12曲目「避雷針」まで披露したところで、場内が暗転。緊張感を煽るBGMが場内に流れます。
明るくなった客席ステージに映ったのは、「不協和音」のオリジナル衣装に身を包んだメンバーの姿でした。無数のレーザービームが交差する中、熱演で楽曲の世界へと没入していく彼女たち。センター菅井友香が「僕は嫌だ」と力の限り叫ぶと、特効が炸裂しステージにはこの日一番の混沌と熱狂が広がりました。

写真・上山陽介

ラストライブDAY2。「手を繋いで帰ろうか」では菅井友香と守屋茜がメインステージを飛び出し、広い客席ステージでキュートな追いかけっこを繰り広げます。「二人セゾン」のあと、菅井はファンに向けて

「いつも見守ってくださってありがとうございます」と挨拶。菅井は声を震わせながら「改めて今、欅坂でよかったなと思っています。5年間でいつの間にか当たり前の存在になって、人生の一部となっていた欅坂46と、ついにお別れすることになるんだなって。いかにかけがえのない存在だったか…チームの皆さん、応援してくださる皆さん、そしてメンバーの皆がどれだけ大切だったのか。

人生を変えたいと思ってオーディションを受けた子が、特に欅坂には多いんじゃないかと思います。悩んだり苦しい時期もたくさんあったけど、どんなときでも支えてくださる皆さんやメンバーがいたからみんなで乗り越えてこられたと思っています。欅坂の素敵な楽曲や歌詞にいろんなことを教えてもらいました。

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