「もうどうでもいい」刑務所を出たばかりの宮崎(69歳)が速攻で食い逃げした令和という社会 ずっと真面目に生きてきたのに何故?

この社会は悪夢なのか 「もうどうでもいい」 刑務所を出たばかりの宮崎(69歳)が速攻で食い逃げ

写真はイメージです

令和2年6月20日、宮崎嘉純(仮名、裁判当時69歳)は新潟から高速バスで東京にやって来ました。目的は特に何もありません。行く当てもありません。何故東京に来たのか、彼自身も言葉にして説明することはできないようでした。彼は同月17日に新潟の刑務所を出所したばかりでした。

東京に着いた彼はコンビニなどで酒を買って呑みながら東京の街を歩き続けました。その目に東京の街がどう映っていたのか、歩きながら何を考えていたのか、それもわかりません。しかしそうする中で頭の中では1つの言葉がずっと繰り返されていました。

「もうどうでもいい」

いつの頃からか、彼はこの言葉に支配され、全てを虚しく感じるようになっていました。どの時点からそうなってしまったのか、何故そうなったのか、何もわからないそうです。

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