パワハラで心を壊された女性が行き着いた「仕返しをしなくてはいけない」という境地 そして彼女は裁判にかけられた――

「仕返しをしなくてはいけない」

写真はイメージです

永野美和(仮名、裁判当時33歳)は大学卒業後、いくつかの職を転々とした後に名古屋にある医療機器メーカーで勤めはじめました。しかしそこは上司である「ワタナベ」という男のパワハラが原因で退職を余儀なくされてしまいます。

名古屋の医療機器メーカーを退職した後、彼女は東京へ出てきて別の医療機器メーカーに転職をしました。しかしそこでも、今度は上司の「ヨシダ」という男にパワハラを受けて休職をせざるを得なくなってしまいました。

2度のパワハラ、それは彼女の心に大きな傷を残しました。

名古屋に住んでいた彼女の姉は、会社に行けなくなった妹を心配して何度か東京へやってきています。

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