緊急事態宣言発令 もしも都知事が石原慎太郎だったら? 目立つことだけにご執心な小池百合子に失望する都民

昨年、緊急事態宣言した歌舞伎町のようす(撮影・編集部)

 

小池百合子都知事が埼玉県・千葉県・神奈川県知事をぞろぞろ引き連れて、西村大臣の元に「緊急事態宣言の発令を要請」に行ったのは正月明け。これで菅義偉総理は先手を打たれ、断れば支持率の低下が予想され、菅総理は受け入れざるを得なくなりました。

東京主導での一都三県の緊急事態宣言。三連休前の金曜にはは発令されると思われます。東京の意向としては「お願いベースでは都民が全然言う事を聞いてくれないので、日本のトップ(菅総理)から宣言をしてください」というに見えます。菅総理(と安倍前総理)の無策は本稿ではいったん置いておきます。

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まず、きちっと感染対策している店もあります。

かつて、石原慎太郎都知事は、青少年ふさわしくない本、すなわちエロ本を摘発してくれと、都の職員を書店やコンビニを回らせて、児童ポルノ禁止法(以下児ポ法)に抵触しているのかを正にどぶ板的にチェックしていました。

これは言論の自由を脅かすものとして当然反発をくらいましたが、ここではこの議論は置いておきます。本稿で言いたい事は、「東京都知事がその気になれば」書店やコンビニを回ってエロ本かどうかを調べられる前例があるのです。