緊急事態宣言発令 もしも都知事が石原慎太郎だったら? 目立つことだけにご執心な小池百合子に失望する都民

で、あるならばアクリル板を用意したり、四人以上の飲食をしていたり、大声で話している(飛沫を飛ばしている)ような事に対して、対策をしている店、していない店を見回る事も出来るはずです。

半年以上、時間があったのです。

網をかけるように、飲食店全てに緊急事態宣言を投げるやり方はどう見てもフェアではありません。小池百合子都知事を見ていると、どうも英語のキャッチフレーズだけを考えるのに熱心で、実際に足を運んで(もちろん自らは限度があるので都職員に)現場を把握しているとは到底思えません。

「この店はコロナ対策をきちんとしている」という例が多々あります。池袋にある居酒屋を取材してみました。この店はカウンター6席くらい。座敷席が4つほどで、夫婦でやっている店です。対策としては、

・扉を開きっぱなしで換気をよくする
・4人以上の客は断る
・酒が入り、マスクを外し大声になるととお店の人が「マスクをしてください」と直接注意にしにくる

といった対策をしていました。「この店からコロナ感染者を出したくないからね」と主人は言います。

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それとは別にこんな証言もあります。場所はふせておきます。

「フィリピンパブはカラオケが必須でしょ。で、クリスマス前に久しぶり行ったら、集団で当然のごとくカラオケ。アクリルとかビニールシートとかないですよ。早々に店を出てきました」(都内50代会社員)

バーでも、ぎゅうぎゅう詰めでアクリル板もなし、マスクを外して大声を出しても、店側が何も言わない店もあります。前記の居酒屋とは大違いです。

頑張って対策している店としていない店に明らかに「差」があります。宣言が発令されれば店の名前を公表すると言いますが、これをやるとネットリンチに遭う可能性大です。