歌舞伎町ルポ 飲食店・キャバクラは全面降伏 遊びたい若者たちは『居酒屋難民』に

もっとも、そのおかげで多くの若者たちが、“居酒屋(飲食店)難民”となり、開いてる店を求めて街をさまようことになったのは事実だ。そんな状態だけに、僅かに開いている店舗は概ね、満席。活況を呈していたのである。これはある程度、想像されたことであり、店舗側も十分な対策をとっているハズだ。おそらく、この状態はしばらく続くと思われる。

総じて筆者がルポして見えたのは、飲食店側は出来ることはほとんどやりきった、という感じだ。あとは、客側の判断・行動に尽きるのではないか。いずれにしても、一都三県で始まった緊急事態宣言は関西、そして中京圏でも発出される見込みだ。2月7日に開ける予定の宣言の結果は、果たして吉と出るか凶と出るのか。(文◎堂本清太)

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