『映画秘宝騒動』にひと言だけ言いたい あの「だいしゅきホールド起源事件」の様に綺麗に終息させましょ|春山有子
日々、何かが燃えては朽ちてゆくツイッター界隈ですが、最近では映画専門誌『映画秘宝』の岩田和明編集長が、彼が出演したラジオの女性リスナーへ、雑誌公式アカウントから「死にたい」とメンヘラDMを送ったことが発端の騒動が最新炎上といったところではないでしょうか。
「死にたい」とリスナーをDMで恫喝し『映画秘宝』が炎上 僕も以前DMを貰いました DM癖ってあるのでしょうか
「被害者」「加害者」「恫喝」「廃刊」「セカンドレイプ」など物騒な言葉が外野から飛び交い、ついには2月2日、公式アカウント上で岩田編集長の辞任と自主退社を発表するにいたりました。
これにて幕引き……といかないのがツイッター界隈ではよく見受けられる事象。前出の女性リスナーは、岩田編集長の退任発表数日前から騒動に特化したツイッターアカウントを開設して経緯をまとめており、19年12月に『映画秘宝』相談役で映画評論家の町山智浩さんと絶縁経験のある著述家・春日太一さんが同アカウントを応援するなど、まだまだくすぶっている印象を受ける周辺です。
現に退任発表後、女性リスナーの「何も聞いてないしこちらから辞任の要求などは全くしていません、ただただ驚いています」というツイートには、「公表前に事前に連絡も入れていないのですが」といった、“まったくもってけしからん!”とした姿勢のリプライがついています。女性リスナーは心強く応援してくれた春日さんの本を購入したり、自身のラジオで騒動について言及し憤ってくれたフリーアナウンサーの宇垣美里さんに感謝の気持ちをひたむきにツイートするなどし、日常を少しずつ取り戻しつつあるように見えますが、はたして……。