「隠れキリシタン」の名宝が東京近郊にもあった!? どうやって作ったのか分からない謎の遺作たち!

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 直径30センチほどの鏡。とくに違和感はありません。しかしこの鏡「魔鏡」と呼ばれているのです。その所以は、鏡に光を当てると見えてきます。

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 なんと、反射した光が十字架に架けられたキリストの模様として浮かび上がるのです。鏡をどんなに覗き込んでも、そうした模様は見えません。記念館の方いわく、現代の科学をもってしても、この魔鏡の作り方はわかっていないということでした。

2018年夏、長崎・天草の潜伏キリシタンの遺産群が世界遺産に登録されました。たしかに素晴らしい教会や信仰の痕跡が残っています。ただ、「正直言って交通の便が悪くて、そこまでは」という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、都心から約1時間で、これほど素晴らしい作品群が見られる場所があるのです。(Mr.tsubaking連載 『どうした!?ウォーカー』 第24回)

■澤田美喜記念館
神奈川県中郡大磯町大磯1152
開館時間:10時~16時
休館日:月曜日(ただし祝祭日は開館、その場合翌日火曜日休館)、年末年始


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