生駒里奈さん 卒業を発表した「乃木坂46の顔」に直撃インタビュー!

――いままでの活動を振り返って頂きたいと思います。生駒さんというと、まずAKBと兼任されたのは僕らとしてもサプライズだったんですけど、あのときはどんな感じでした?

生駒:あの時は多分、誰かがやらなきゃいけなかったので、それがたまたま私だったということかなと思っています。

――AKB48とはライバルという対立軸でした。生駒さんはすごく馴染んでらしたんですよね。

生駒:そのときは飲み込むのに時間はかかりました。

――割り切るという言い方が正しいかわからないですけどそうなのですかね。

生駒:割り切るっていう言葉が一番わかりやすいですよね。でも自分にとってもやってよかった。アイドル活動×2になるので。高校卒業してからの1年間だったので、大学行く年に何もないのは怖いし、もっと成長したいなって思ってたところのこういう話だったので、そういう意味では自分を強くするためのものでもあるのかなと思って。

――修行みたいな感じですかね。

生駒:そういうようなものですね。

――個人的に去年ぐらいにテレビで48グループとやった『サイレントマジョリティー』のセンター、あれカッコよかったっていうのをお伝えしたかったんですけど。

生駒:兼任以降はコラボの曲とか参加してなかったんですが、私は兼任だけだったんだなって思ってしまってて。そういうのも兼任したからできたことなのかなって、そう思ってもらえたらうれしいなって思います。

――僕は乃木坂イコール生駒さんのイメージがあったんですけど、ご自分で分析されると支えてるポジションみたいな感じですかね。

生駒:うーん……まあ、そういうふうになるのかな。

――兼任というものはアイドル人生においても自分の人生においても大きかったですかね。

生駒:それよりも私は「デビュー時のセンター」がアイドルとしては大きかったです。それを超えることはもうないので。経験として自分がだんだん大人になってきて、仕事として考えられるようになってからはそれぞれの大きさは違います。でもそういうことを感じてやれるっていうのはもう二度とないので、それが私には一番大きかったことです。

――たしかに衝撃的なセンターですもんね。ちょうど『ぐるぐるカーテン』から丸6年で。

生駒:はい、デビューの日(取材時)です。

――感慨深いものはありますか?

生駒:毎年バースデーライブをやってたので、それをやってるとけっこう感じるんです。