バンコクのBNK48へ移籍した伊豆田莉奈(Izuta Rina)のタイ語が1年ですごいことになっている!
可哀想な面もあるんです。伊豆田のタイ語は、元JKT48仲川遥香の流暢なインドネシア語とどうしても比較されてしまうからです。発音にせよ文法にせよタイ語はインドネシア語より格段に難易度の高い言語だということが考慮されず、単に同じ外国語と見なされがち。文字だって片やアルファベット、かたや馴染みがない上に表記ルールが複雑な文字体系ですからね。
でも、さすが努力家として評価の高かった伊豆田。今年に入ってタイ語会話力を突如開花させてファンらを驚かせているんです。BNK48メンバーがストリーミング・アプリ「VOOV」で行っている配信に、伊豆田のタイ語スキル成長が一番如実に現れています。アクセントが正しくなりストレスなく安心して聴けるレベルになったと評判です。
(2018年1月27日、セントラルワールドプラザでのイベントにて)
さらにイベントやTV番組で司会者から突然振られる質問にタイ語で機転の利いた受け答えをする姿もよく見かけるようになりました。持ち前のMCスキルはタイでも健在なことを証明してくれています。
(2018年1月29日、BNK48 facebook Live公開生放送にて)
タイ語会話力が急に上手になったブレイクスルーのきっかけは何だったのか? 今、5月オープン予定のBNK48劇場「BNK48 The Campus」公演に向けて日々レッスンの最中ですが、伊豆田はAKB48時代に多くのポジションを覚えた経験とスキルを活かして、ひょっとしたらメンバーへの指導的役割も担っているのかもしれません。指導を通してタイ語力が飛躍的に伸びたとも推測できます。
(2018年1月28日、アユタヤ絆駅伝出走後にステージにも立つタフな伊豆田)
当初はタイ語がなかなか上達せずかなり心配したのですが、こんな突然に上手になるとはまさにサプライズです。あと半年もすれば意思疎通にほぼ苦労しなくなるでしょう。その頃には劇場もオープンしていて、伊豆田がタイ語でMCをしながら別格のステージ・パフォーマンスで新たなファンをどんどん獲得している姿が見られるはずです。