1990年代には人気のトレンディードラマに多数出演し、その透明感と当時新鮮だったユニセックスな異色キャラで存在感を放った、いしだ壱成。
しかし2001年8月、大麻・LSD所持などの大麻取締法違反により逮捕されると、二股疑惑なども加わる形で俳優業では苦しい状況になりました。
その後は、心を改めて改めて、中国を中心としたアジアでの俳優活動や、バラエティ番組進出により地道に地盤を築いています。
そして2018年4月、24歳年下という女優・飯村貴子(19)との、いしだ壱成氏3度目となる結婚を発表します。4月28日に開催されたニコニコ超会議では妻の飯村が妊娠中であることも発表され大きな話題にもなりました。
一方で昨今話題になれば必ずと言って良いほど湧き上がる誹謗中傷。この心無い声に対し、いしだ壱成氏が声を上げたのです。
「妻を袋たたきにしてたのしんでいる方々へいま一度、言いますね。私の妻はもうすぐ臨月を迎える妊婦です」
「心ない罵詈雑言の数々。しっかりとおなかの赤ん坊は聞いています。父としてはこの様に成り下がってしまった亡国日本の最中に赤ん坊を迎えるのは心苦しすぎます」
「いま一度言います。わが愛する妻はもうすぐ出産を控えた弱冠19歳の小さな小さな身体のまだまだ子どもの一人の女の子なんです」
もちろんこの声に「実際中傷してるような奴はまともな奴じゃない」と賛同するものも多いが、「その19歳の小さな体を妊娠させたのは誰だ」と言った批判が加わることにもなってしまいました。
また、罵詈雑言は一部の過激な者の言葉であることは言うまでもないのですが、これを「亡国日本」としてしまったため、いしだ壱成氏の左翼思想家系に生まれ育った政治思想を巡るコメントも飛び交うことにもなったのです。
「親父の魂はちゃんと受け継がれてるな」
「心無い誹謗中傷する奴らを批判するのはいいけど亡国日本とか言っちゃうのがな...父親と一緒で左翼って感じ 左翼は保育園入れなかったら日本死ねとか言っちゃうしな」
「子供を妊娠させて国を憂うなんてネトウヨの夢」
「3回も結婚できるってすごいな 俺なんて一回も結婚できなかった」
「アンチ『子供がかわいそう』 壱成『子供がかわいそう』」
そして現状もTwitter上では言葉のバトルが繰り広げられています。
もちろん話題性があるということ自体は素晴らしいことなのですが、もう少し穏やかな言葉のやり取りで話題を振りまくということは難しいのでしょうか。(文◎編集部)
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