いま銭湯絵師界で何が起きてるのか? 湯島ちょこさんVS勝海麻衣さん騒動の真相を探る――!

「昔、彼女の知人漫画家が『○○のテーマで漫画を描く』と話すと、彼女から『私のほうが前から○○のテーマで描いている』と言われ、SNSをブロックされたという話を聞いたことがあります。それだけ、自分の対象への愛に自信がある、ということですね」

現在も自身のSNSで、

<裏の組織のお話をしたらだんだん不審な捨て垢の人格批判な誹謗中傷やプロモに関わっているんだろうなと思われる著名人の具体性のないポエムなどを度々見受けはじめました
 命の危険も感じていますが愛するもののために多くのことを皆様に発信して参ろうと思います>
<私は毎朝目覚める度に彼らの酷い仕打ちを思い出し辛い気持ちになってそれでもファンを呼んで銭湯に行ったことのない人たちを日々銭湯に誘導して私自身も銭湯に行ってきました>
<一番大切な銭湯のファンや銭湯に行ってくれる人間を増やす活動をこれからも続けてみんなの愛する銭湯を守れたらと思います>

など、一貫して銭湯への深い愛を溢れさせている湯島さん。そんな彼女に、

「60年間、地道にコツコツとやってきた丸山さんを巻き込み、名誉を傷つけたことだけは許せない」
と、率直な思いをぶつける銭湯関係者もいた。
「同じ銭湯好きならわかるはずです。丸山さんは、昔も今も、子どもからお年寄りまで誰でも優しく平等にかかわる人です。これまで粛々と仕事をしてきて、80歳をすぎて突然欲に目がくらむような人とは思えません。背景画に名前を入れ始めたのも、イベント出演して名前を入れることを頼まれるようになったごく最近ですし。一番の被害者は、丸山さんではないでしょうか」

さて、最後に歌舞伎町のホストに、この騒動について聞いてみた。

「ああー、このじいさん、やっちゃいましたね。だってホストにたとえたら、普段から『ホストが自殺を踏みとどまらせてくれた』とか、『愛するホストを守っていきたい』とかぶっちゃけ重いことを言うホスト狂いに対して、『俺はおまえだけだぜ?』って軽く色恋営業をするようなもんでしょ? そんなのやばいことになるに決まってるじゃん」

湯島さんはホス狂いとは違い、誰がどう見ても日本一真摯に銭湯を愛する女性であり、そこには大きな違いがあることだけは言っておきたい。そして、この騒動がかけ流されることを願いたい。(文◎春山有子)