中野駅前で遭遇した自転車がUFO信仰ガチ勢の残党だった話 握手を求めてきたあの人物の正体は|Mr.tsubaking

漫画はその後、タッチをなぜか安っぽく変化させ、寿命を1200歳にさせる方法や「天才政治」といわれる、完全無欠の政治形態の話が展開される。

そして最終的には、この宇宙人の言うことを守れば永遠に死ぬことのない「不死の惑星」に生まれることができるのだと主張する。

最後のページには、外国人男性の写真が掲載されており、この人が初めに宇宙人に遭遇したという人物だという。その名は「弥勒菩薩ラエル」と書かれていた。

キリスト教やユダヤ教に伝わる旧約聖書の物語をそのまま転用したかと思えば、「弥勒菩薩」という仏教の尊格を冠してみたり、節操のないやり方だが、全体から伝わる「ガチ感」が、あまりにもグッとくる。

あの自転車の男性が誰なのかはわからないが、彼が行っていた通り察しの中には「坂本」とかかれた携帯電話の番号が記されていた。中野周辺などで見かけたときはこの「実話マンガ」を手にしてみて、あなたの「チャンネルが開く」か試してみてもよいかもしれない。(文◎Mr.tsubaking 連載『どうした!?ウォーカー』第43回)

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