「仲間が馬鹿にされたから」 顔面をサッカーボールのように蹴りまくった男 私は法廷で被告人の正義ヅラに反吐が出そうだった
傷害罪で起訴された石崎秀章(仮名、裁判当時21歳)の犯行動機は、「仲間を侮辱されたから」でした。
彼は高校中退後、上京してきて事件当時は建築会社で勤務をしていました。仕事終わり、同僚2人と都内の居酒屋で呑んでいた彼らは近くの席で1人で呑んでいた被害者男性と意気投合し一緒に呑み始めました。
しばらく一緒に呑んでいた彼らでしたが、おそらく呑みすぎたためでしょう、彼の同僚の1人が吐いてしまいました。被害者は吐いてしまった男性に対し、
「汚い」
などと言い始めました。その言葉を聞いた時の感情を彼は法廷ではこのように話しています。
「仲間を侮辱されている、と思いました。なめられてる、と思って腹が立ちました」
彼らは被害者に対して
「表に出ろ」
と外へ連れ出し殴る蹴るの暴行を加えました。暴行を加えたのは起訴されている石崎だけのようです。犯行を目撃した人の証言では、
「犯人は無抵抗の被害者の顔面をサッカーのボレーシュートみたいに蹴ってました。その後、血まみれになってる被害者をそのままにして『ヤベエ、ヤベエ』と言いながら逃げていきました」
被害者は顎の骨を骨折するなど全治4ヶ月の重症でした。事件後2ヶ月以上は話すことができなくなったばかりでなく、固形物を食べることもできなくなり流動食での食事を余儀なくされました。
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