世にも奇妙な『仮想通貨奉納祭』 令和に誕生した奇祭は新しい時代のスタンダードになり得るか!?|Mr.tsubaking

確かに、大根は歓喜天信仰などにも見られる性的なメタファとしての信仰対象であるために「喘ぎ」に通ずるものであるし、デジタルシャーマンや仮想通貨の着金でバイブスをあげる神輿も面白い。

ただし、祭りは古来より、生きている人間が自然や祖霊や魂(たま)に「動かされる」かたちで発生している。それに対し仮想通貨奉納祭は、生きている人間が能動的に発信しようとしている部分がうかがえるために、祭の向こうに神や神を感じて生活している人を見ることはできなかったのが、個人的には少し物足りなかった。

とはいえ、伝統にアプローチする意図と地元の方々も巻き込んだ仮想通貨奉納祭はまだ始まったばかり。もしかするとずっと未来には「令和にはじまった伝統的な祭のスタンダード」として君臨しているのかもしれない。(Mr.tsubaking連載 『どうした!?ウォーカー』 第46回)

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