高級ラーメン屋の真実 一杯4800円! 一部ネットで不評の高級ラーメン店に行ってみた結果、意外な事実が
4800円ですがよろしいですか?
小雨の日に店に立ち寄りました。暖簾をくぐると、大名屋敷を彷彿させるような上品で気品のある空間。L字型のカウンターには11席。午後の中途半端な時間にもかからず、6席埋まっています。お客様は黙々と召し上がっています。店内にはアコースティックギターのBGMが流れる他は、食器の音しかしません。
席はラーメン店にしてはゆったりとしています。カウンターの中では店主が調理に夢中。白髪の老夫婦で切り盛りしているようです。女将さんが「いらっしゃいませ」と出迎えて下さいました。女将さんはベリーショート、店主は自民党の甘利明さんに俳優の梅宮辰夫さんをブレンドしたマスクに、声は石原慎太郎風です。
以下、時系列でレポート。
――傘立てはどちらでしょうか(尋ねたものの沈黙が24秒)
「いらっしゃいませ。こちらに座って下さい」
傘の件はスルーされてしまいました。
――傘は席まで持参してよろしいのでしょうか?(沈黙13秒)
「そちらに」
職人気質でやや不愛想なだけのようです。メニューを拝見するとA3見開きでたくさんありましたが、鶏蕎麦等が2500円。その他は限定麺が並び値段が記載されていませんでした。九十九里浜のシジミ、浜名湖のアサリ等食材の産地にこだわっているようです。
――限定麺でできるのありますか
店主「どちらにしますか? 言ってください。フカヒレは今日はないです」
――アサリできますか
店主「はい、4800円ですがよろしいですか」
――大丈夫です。あさりお願いします(同伴者は鶏蕎麦を注文しました。ピータンのトッピングが500円、飲み物はこの日はジャスミン茶とウーロン茶のみで、それぞれ500円でした)
インターネットの投稿では、事前に値段を提示しないとか、恫喝する等の記載が散見されましたが、別の店員の方がいらしたのでしょうか? ネット上ので散見したイメージよりも、ずっとマトモです。(1分12秒経過)
参考記事:早稲田のラーメン屋、「睨んだ」という理由だけで客を追い返す 炎上するも「だって、睨んで来たから」と引かず | TABLO