高級ラーメン屋の真実 一杯4800円! 一部ネットで不評の高級ラーメン店に行ってみた結果、意外な事実が

――レタスも美味しいですが、産地直送なのでしょうか。魚介類等は仕入れに産地に買い付けにいらしたりするのでしょうか?

店主「俺、仕入れに行かないから。時間かかるから市場で買った方がいいよ。わざわざ行く意味ないでしょ。飲食関係者なの?」

――私は飲食関係ではありませんが、友達の飲食店経営者が産地に買い付けに行ったりもしているようです

店主「鶏とか自分で仕入れるの? 行かないでしょ? 普通。そういう風な考え方がおかしいよね。持ってくるまでに鮮度落ちるでしょ。でも、製麺を自分でやっているところはないでしょ。だいたい業者の麺を仕入れている。ウチは自家製麺だから」

私達が飲食している間にお客様も三組来店なさいましたので、適度な回転率でしょう。行列に並ばないといけない店よりは幸せにおいしく頂けると私は思いました。

――美味しいお料理に感動しました

店主、女将「ありがとうございます」

 

会計を済ませて、帰途に就く私たちに三回も「ありがとうございます」と連呼してくださったお二人。職人気質で、やや不愛想なお二人の言動が気に入らなかった一部の人の投稿に愉快犯が便乗した可能性があるのではないでしょうか。

試しに私が鼻をかんでも、恫喝されませんでしたし、「ティッシュありますか」とおっしゃった他のお客様には女将さんが差し出しているシーンもありました。店名の英語の花言葉は、「純粋」「幸福の再来」「謙遜」。次にお店にうかがったら、幸福の再来を満喫できそうな気が私はしました。(文◎星野純連)

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