「女性が嫌がるとは考えられない」 匂いを嗅ぎ、精液をかけ続けた男・調理師専門学校生30歳の言い訳とは

起訴されたのは2件の事件だけですが、逮捕前の半年の間に他にも10件以上の余罪があると見られています。犯行現場はだいたい同じ雑貨店か書店です。

「バレにくいと思ったのでよく盗撮をするために行っていました」

と供述しています。押収されたスマートフォンには、盗撮したものと思われる画像が多数保存されてました。

彼には類犯前科がいくつもありました。

初めて捕まった時は迷惑防止条例、盗撮です。女性の靴に精液をかけ器物損壊で捕まったこともあります。最終前科は「下着の匂いを嗅ぐために」女性の住居に侵入した建造物侵入で、この時には実刑判決がくだされています。

そして、出所してから約半年後に今回の事件での逮捕となりました。

過去、裁判を受けるたびに「病院に行って治療をする」「もう二度と繰り返さない」と言っていたようですが、結局彼は病院には一度も行くことはなく今回の事件を起こしました。

弁護人、検察官、裁判官は犯行動機や、何故自分を抑えられないのか質問を繰り返しました。それに答える彼の言葉からは、とても理解しがたいほどに認知が歪んでしまっているのを感じました。

 

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