就寝中の女性(17)の部屋へ侵入・盗撮・身体への接触… 彼女が目を開けなかったのは「家族」の関係が壊れてしまうから……|裁判傍聴
被告人は裁判では、
「被害者とはもう今後は会いません。関わらないよう心がけます」
と話していました。
裁判前の検察官調書を取る段階では、
「娘が成人するまでは成長を見届ける義務がある」
などと今後も被害者と関わる意思を示していたのです。その時は自分のしたことがどれほどの傷を被害者に与えたかわかっていなかったのかもしれません。
裁判の最中でも、動機について問われた時には、
「性的関心はそこまでありませんでした」
「動画を撮ったらデータが保存されていました。撮ってる時点では後で動画を観てオナニーをしようなどとは思っていませんでした」
「後で観るつもりで撮ったというか、いつでも観れる状態になっていたのは事実です」
と曖昧な言葉を連ねていました。
裁判官に激しく詰められてようやく、
「動画を観て…興奮してました」
「性的欲求を満たそうとしていたのかもしれません」
とある程度は性欲を満たすための犯行だったと認めたものの、裁判という場でさえ自分を取り繕い誤魔化そうとしていた姿からは罪ときちんと向き合い更正を目指す姿勢は見受けられません。
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