誰が木村花を「殺した」のか 人気女子プロレスラー謎の死 書き込む前にアンチコメントの凶悪さを知るべき

アンチがアンチを呼び、誹謗中傷合戦になる。もちろん、その流れに乗り、アンチコメントを書き続けた人たちが自殺に追い込んだ一因にはなるだろう。ただ、木村が亡くなってから、アンチが改めて、コメントを投稿。その中には、「反省しています」との内容もあった。少なくとも、言葉は人を殺すことがあることを学んでほしい。

一方で、アンチを見つけて、アンチに対する批判の中には、「目には目を」として、アンチが発したコメントをそのまま投稿するアカウントも見かける。これでは、同じことが繰り返されることになるのではないか。もちろん、一時的な感情として、「アンチが悪いんだ」と思っても仕方がない状況ではある。

また、木村のアンチは、また別の出演者のアンチになっていく面もある。しかし、叩きさえすればいいとは思わないでほしい。繰り返すが、言葉は人を殺すことがあるのだから。<文中敬称略>(文・渋井哲也)

 

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