チャーハンが無性に食べたくて、チャーハン付きチャーハンを注文した僕に見えた世界 もはやこれは「食べる哲学」だ in京都

 

なかでも、チャーハン欲が抑えられなくなった時に注文したいのが「焼飯500円(チャーハン付700円)」。つまり、チャーハンのチャーハン付きということ。

 

 

誰でも思うだろう「ただ、チャーハンが2個くるだけじゃん」。まさにその通りで、ただチャーハンが2個くるだけなのだ。単品が500円で、チャーハン付きが700円となっているのは、紳士服チェーンの「二着目半額」や、ピザチェーン店の「持ち帰り2枚目半額」みたいなものだと思えば良いのだろうか。注文すると、厨房から中華鍋をふる小気味の良い音が聞こえてくる。

そうして、なんとほんの1分で料理はやってくる。

 

 

これが「チャーハンのチャーハン付き」だ。

想像通り、それ以上でもそれ以下でもない「ただチャーハンが2個きただけ」。まずは、右のチャーハンからいただいてみる。流石にチャーハンをこれだけ推しているだけあって、塩加減もパラパラとした食感も絶妙で美味しい。

続いて左のチャーハンを口に運ぶ。案の定としか言いようがないが、

 

同じ味がする。

 

それもそのはず、中華鍋を振る音は一回しかしなかった。つまり、いっぺんに作って二つの皿にわけただけなのだ。心の奥深くから、押し寄せる波のように「大盛りでよくない?」という気持ちが繰り返し押し寄せてくる。しかし、認めてしまえばなぜか損をしているような気がするので、必死に胸の奥に抑え込んだ。

 

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