「フィンセン文書」 世界的なマネロン疑惑に『みずほ』『三菱UFJ』銀の名前も ほとんど報道されない日本にどんな忖度が――

世界的なマネロン問題に注目
バンコクの「日本人多数が行方不明」物件も問題に

世界的なマネロン疑惑が大きな反響を呼ぶ中で、前回記事でお伝えしているタイのバンコクで、数十人の日本人購入者が忽然と姿を消しているコンドミニアムと、その開発デベロッパーにも大きな注目が集まっています。

現在、タイのバンコクでは、このタイのデベロッパーは日本の大手上場不動産デベロッパーが「ジョイントベンチャー」だとして、バンコクでの不動産開発をしており、現在は一般の人々に、この日本の大手デベロッパーの名前も使って販売が行われています。

この日本の大手上場不動産デベロッパー。これまでに筆者から取材に際し、記事で紹介した内容の通知を広報担当や経営陣全員が受けており、これを知りながら、現在もこの日系デベロッパーの名前を使った販売を続けています。

このような事情から、この日本の大手上場デベロッパーにも大きな注目が高まっており、問い合わせも増加しています。

日本人多数が「行方不明」となっており、マネロン疑惑ともなっている本問題。

日本では捜査当局がなかなか気づきにくい、もしくは動きにくい事を利用して、日本の闇資金のロンダリングの疑惑が起きているとも言える実態が浮き彫りになってきています。

参考記事:タイで不動産を購入した大量の日本人が行方不明に… 「ぜひ日本の警察の方に伝えて!」 日本の有名大手企業が関与する“深い闇” | TABLO