裁判傍聴 飯塚幸三被告は歩くのもままならないのに「なぜ」車を運転したのか 道交法裁判の被告が共通して口にする言葉

写真はイメージです

先日、飯塚幸三被告人の公判が始まりました。被告人が無罪を主張したことが世間を大きく騒がせましたが、それよりも気になったことがあります。

被告人は初公判では車椅子で入廷していたと聞きました。また、ワイドショーなどで実況見聞の様子が報じられた時の映像では松葉杖を手にしていました。事故発生当時の被告人は87歳と高齢でもあります。

客観的にはとても自動車を運転できるような人には見えません。

しかし彼は自動車を運転しました。自動車に欠陥があった可能性がある、という主張の真相はわかりませんが結果的に9名の方が亡くなる痛ましい事故を起こしてしまったことは間違いのない事実です。

そもそもなぜ彼は自分でハンドルを握ってしまったのでしょうか。

そう考えた時、過去に傍聴したいくつもの道交法の裁判の被告人の顔が浮かびました。

無免許運転、飲酒運転、スピード超過、ひき逃げ、当て逃げ…その犯行態様は様々ですが、そのほとんどの被告人が同じような言葉を口にしていました。

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