サイバー攻撃を受けたカプコン 内部資料が流出して任天堂のゲームを悪い例として扱っていたことがバレる
11月16日、ゲームメーカーの『株式会社カプコン』が公式サイトにて、サイバー犯罪グループから不正アクセス攻撃を受け個人情報を含む機密データが流出したことを公表しました。そんな中、流出したとみられる内部資料の一部がTwitterに出回り、その内容に批判の声が上がっています。
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カプコンは11月2日ごろから、ランサムウェア(感染した端末などに保存しているデータを使用不能や盗み出すなどし、その解除と引き換えに身代金を要求する不正プログラムのこと)による攻撃を受け、システム障害などが発生していたようです。
その後、9日に『Ragnar Locker』と名乗るサイバー犯罪グループが、約1テラバイト超える顧客情報などを含む機密データをダウンロードし盗み出したと犯行声明を発表。
情報セキュリティメディア『BleepingCompute』では、犯罪グループは、カプコンに対し身代金・約11億円相当の仮想通貨を要求していたと報じられています。
さらに11日、Ragnar Lockerのウェブサイトでは、カプコンが身代金を支払わなかったことを示唆するメッセージとともに、盗まれたデータの一部を公開しました。
その流出したデータの1つとみられる内部資料がTwitterで拡散。