百田尚樹著『日本国紀』の読書感想文決定版 なんて素敵なボキャブラリー アンチ百田も黙って読め!

「占領軍が去った昭和三十年頃から新聞は反米路線に舵を切る」
と、とても精神を粉々にされて蝕まれ洗脳されているとは思えないほど元気にアメリカに戦いを挑んでいる新聞やマスコミの様子も書かれていますが、とにかくGHQは思想や言論を管理し「結果的に日本人の精神を見事に破壊した」とんでもない連中なのです。

GHQによって洗脳されたマスコミの悪行についてもコラムで詳しく取り上げられています。

「現代では信じられないことだが、昭和三十年代には、朝日新聞をはじめとする左翼系メディアは口を揃えて北朝鮮を『地上の楽園』と誉めそやした」

本当に信じられないことです。産経新聞も同じような論調で北朝鮮を礼賛していたことについては何故か触れられていませんが、左翼系メディアがどれほどGHQに深く洗脳されているかよくわかります。

しかし悲しむことはありません。日本国紀のラストには我が国の希望に溢れた将来が示されているのです。

「今、彼らの嘘に気付き、GHQの洗脳から抜け出しつつある若い世代が増えている。彼らは失われた日本的なものの回復に向けて、静かに、しかし確実に動き出している。もはやその動きを止めることは誰にもできないだろう。私はそんな若者たちを見て感動している」

目を閉じれば浮かんできます。「日本が好きな普通の日本人です」「日韓断交!」などというプロフィールを掲げ保守速報の記事を拡散したりしている日の丸アイコンのツイッターアカウントを見て感動していらっしゃる百田先生のお姿が。

GHQの洗脳から抜け出した彼らによって、日本が世界に誇るべき素晴らしい国家になることは疑う余地などありません。

左翼の妨害にも負けず日本国紀は大ヒット

日本国紀は発売前から左翼たちから様々な嫌がらせを受けてきました。

彼らにはわからないのでしょうか。

百田先生がどれだけ懸命にWikipediaや知恵袋などの文献をコピペしてこの本を書き上げたか。

編集者の有本香さんもツイッターで日本国紀の悪口を言っているアカウントに対して時には法的措置もちらつかせながら必死に恫喝していらっしゃいます。また、幻冬舎の見城社長におかれましてもナルシスト全開の痛々しいキモポエムをツイートするなど圧倒的努力を続けているのです。

しかし、左翼たちの嫌がらせにも負けず日本国紀は発行部数を65万部にまで伸ばしました。これだけ多くの人がGHQの洗脳から抜け出し愛国カルトに洗脳されたのです。この国の将来が不安で…もとい、楽しみでなりません。

百田先生は心から願っています。

「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ」

日本を愛する愛国者さんたちは、世界の真ん中で一体どんな恥ずかしい花を咲き誇らせてくれるのでしょう。

その日のために、私は百田先生の『逃げる力』も熟読しています。

私は日本国紀のおかげで日本人としての誇りを取り戻しました。まだ未読の方は、残念ながらブックオフに日本国紀が並ぶことはないようなので、新刊書店でお買い求めになることを強くおすすめいたします。(文◎鈴木孔明)