「キラキラネームの子は頭が悪い」問題を考える マホト逮捕で表面化した『頭の悪さは親から遺伝する』というタブー
<神:なんで? 編>
1.空詩(松嶋尚美)
2.宙和、光和、陽出(一色紗英)
3.平和(AI)
「空詩(らら)」さん。なんで? 異次元過ぎる。
「光和(あろな)」さん。なんで? ワッツハプン?
「宙和(そらな)」さんは、「陽出(ひので)」さんでも十分すごいのに、霞ませるこの威力。
いよいよ最終問題、「平和」さんであります。もちろん「ひらかず」ではありません。正解はなんと、「平和(へいわ)」さん。ひっかけ問題だったのでした。由来は「AI(愛=LOVE)&PEACE(平和)」とのこと。生まれた瞬間から全人類の永遠の願いを背負ってしまった平和くんなのです。
このように、この話題では常に楽しい雰囲気を演出しながら語らざるを得ません。現実に親から付けられた人の名前なのですから、「これは最悪だ」「これは悲惨だ」と外野がとやかく言うことは出来ないからです。正直、これは“察する”しかありません。
危険なのは『バカな親からキラキラネームを付けられた子もバカ』という一過性の話題が定説化してしまったら、確実に子どもたちが被害者となってしまうことです。法律上、問題のないことだとは言え、子どもの未来を考えると「誰からも読まれて、呼ばれる」名前を付けてあげることが親の氏名…もとい、使命だと思います。(構成◎編集部/取材◎春山有子・絹田たぬき)