この男の試合にハズレ無し! YA‐MAN選手ロングインタビュー 6.19「THE MATCH」の「裏メイン」の呼び声高し

YA-MAN選手 明日会見で発表です。芦澤竜誠戦です。<註・翌日の記者会見で芦澤選手とトラッシュトークの末、乱闘騒ぎに>

――やりたくないって言ってたじゃないですか(笑)。

YA-MAN選手 そうですね、でも決まっちゃったんで。

――やりたくなかった理由はなんだったんですか?

YA-MAN選手 レベルが違うと思ってるんですよ(註・62キロでオープンフィンガマッチ)。でも向こうもアウトロー出身って言ってるんで、アウトロー対決になるんじゃないかと思いますね。

ーー芦澤選手も背中にガッツリ刺青入ってますし、K-1の暴れん坊ですね。

YA-MAN選手 面白い試合になるとは思うんですけど、やりたくないって言っていた理由は、やっぱり自分は強い相手とやりたいんですよ。「YA-MANじゃ絶対勝てないだろ」ってヤツとやりたくて。中村戦もそうですし。皇治選手も勝てるかわかんなかったんで。格上に挑みたいんですよ。芦澤選手って自分が対戦してきた選手たちと比べたらそんなに実力ないと思ってるんで、それとやってもなあって。

――逆にやりたかった選手っていました?

YA-MAN選手 金太郎選手は面白いかなと思ったんですけど。

――ああ! 面白いでしょうね。バッチバチでしょう!  金太郎選手は合うでしょうね。

YA-MAN選手 なのでやってみたいなと思ってて。それくらいですかね。

 

――芦澤選手って暴れん坊のように見えるけど試合では冷静でテクニシャンですよね。

YA-MAN選手 そうですね、アウトボクシングするんで。

――対戦まで1ヶ月強ですけど、戦いのイメージは湧いてますか?

YA-MAN選手 打ち合うしかないですよね。打ち合ったら絶対負けないんで。

――芦澤選手はけっこう脚使いますよね。

YA-MAN選手 使いますね。でもそんなにうまくないんで。自分のほうが脚の使い方うまいんで。ちゃんと距離感を保って詰めればぜんぜん問題ないと思います。ちょっと不規則ではあるんで、そこだけ怖いなと思うんですけど。そこだけ気をつければ大丈夫かなと思っています。

――YA-MAN選手ってぶん回しみたいに見えるけど、ノーモーション気味の右やアッパーが当たりますよね。あれけっこう武器じゃないですか?

YA-MAN選手 あれは武器ですね。

――ですよね。シュッと出てくるんですよね。

YA-MAN選手 2年ぐらいずっとボクシングの練習では、内山高志(元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者)さんと井岡ボクシングジムにも通っていて、そのふたつのジムで2年間毎週パーソナルでボクシングやって、ボクサーとのスパーリングもけっこうやってるんですよ。なのでボクシングテクニックには自信があるし被弾は少ないんで。

――ボクシングと言えば、具志堅用高さんがゲストのYouTubeで参考になるものはありました?

YA-MAN選手 ありましたね。ボクシング界のトップの方ってトップになる理由があるんですよ。それを聞けたのはすごく勉強になりましたね。

 

●「僕が育った街はウチも合わせて母子家庭がたくさんありましたね」

――ところで「人間YA-MAN」について深堀りしたいのですが、地元埼玉ではYA-MAN選手の世代は暴走族ありました?

YA-MAN選手 あったんですけど、ほぼ暴走族じゃないですね、ケンカもしないですし。自分たちはケンカもほとんどなかったです。

――少子化だからっていうのはありますよね。

あの「伝説の路上」で生まれた 決して逃げない覚悟 「天才」総合格闘家・朝倉海選手(YouTuber) | TABLO