女優・能條愛未(乃木坂46の元メンバー)話題作 ABEMA『私が獣になった夜~名前のない関係~』で主演 「見どころはラストの私の『爆発』です」

――以前、『新・熱海殺人事件』を拝見してスケールの大きい演技に感激しました。今回新しいチャレンジをされるということでぜひお話を伺いたいと思います。『私が獣になった夜』の脚本を読んだときの感想から教えてください。

能條愛未さん(以下・能條さん) すごくリアルだなと思いましたね。現代の女の子なら実際にその経験がなくても、ほとんどの子がわかるというか。女の子だからこそわかる痛みだったり、男性にはきっと中々、わかってもらえない悲しさだったり切なさだったり、そういうのがすごくリアルに描かれているなという印象を受けました。

「怖いものはなくなりました」

――前シーズンは見られましたか。

能條さん そうですね。

――どのお話に一番感情移入されました?

能條さん 焼鳥屋さんですかね(笑)。(註・「不器用男に迫られた夜、元彼に未練な私」。焼き鳥屋で彼氏と喧嘩した女性が行きつけの焼き鳥屋の店主と……)

――なるほどです。それと舞台とテレビでの演じ方の違いというのは感じられましたでしょうか。

能條さん 舞台は遠くのお客様にも伝わるように、本来だったらその声量で話すようなことじゃない会話も、そこは大きく見せなきゃいけなかったりもします。基本的にすべてが「大きく大きく」というか。私は舞台のほうが多かったので、歩き方ひとつにしても舞台っぽいって言われるんですよね(笑)。
今回は映像に挑戦させてもらって、身につきすぎてしまっている舞台のお芝居とか表現を常に意識しながらお芝居しました。でも気を抜くと舞台っぽいしゃべり方になったり、大きくなってしまったりというのがあるので、それは普段ドラマを観ていて、すごく自然に細かい表情とか瞬きだったりで伝えるお芝居は引き込まれますし……。自分もドラマに挑戦するからにはそういうお芝居をやりたいと思ったので、自分なりにはリアルを追求した芝居をやったつもりではあるんですよね。

――あ。まずは主演おめでとうございますって初めに言わなければいけなかったですね、失礼しました。

能條さん いえいえ、ありがとうございます(笑)。

時折、笑顔を見せてインタビューに答える能條さん。

 

――大変、話題性の高いドラマです。この作品が「女優・能條愛未」にとって、ターニングポイントになるような予感はお持ちですか?

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